『書紀』構造はこんなにも重複している-書紀解論(十二)
さっぱりお客のない今日この頃…。
たぶんヒトさまから見れば、僕がここで書いてることは、ありがちな「トンデモ古代史」に見えるのでしょうね。
でも僕は、前回示した「ダブレット仮説」には、かなりの自信を持っています。
これは純粋に『書紀』のみに立脚しており、怪しい史料は用いていません。また僕の主張する構造対応はきわめて明白で、誰でもこのように『書紀』を読めば、「ああなるほど」と納得ができるはずです。
文章だとグチャグチャしてしまうので、今回は、有無を言わさぬ「構造対応表」を示しましょう。ポップアップが小さいが、クリック拡大して見てください。

『書紀』前半部(M-L-R)は、ここに見るよう、みごとに3重構造になっています。
はじめに存在したのは、【原伝承Pa-h】です。
【神話Ma-f】は、Pa-fのダブレット(複製異版)でできています。
【上古伝Le-h】は、Pe-hのダブレットです。
【改変史実Ra-h】は、Pに政治的な工作・隠蔽を施して書かれました。
自分で言うのも何だけど、これはメンデレーエフの元素周期表なみの明晰さではないでしょうか?
なぜ「Mf-母妃とホノニニギだけが降臨」するのか? それはこの二人が「Pf-母トヨと子ホムダワケ」の複製像であるからです。
またなぜ「Le-神武東征」の進軍路が、「Re-神功東征」と酷似するのか? やはり両話が「Pe-トヨの東征」のダブレットであるからです。
このように、当ダブレット仮説では、多くの「謎」がきれいに解明できるのです。
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コメント
「お客がさっぱり」?そんなことはありません。
ほとんど毎日欠かさず、非常に興味深く拝見しております
どうしたらこんなに幅広く、しかも深く歴史や異文化を考察できるのかといつもうなりながら、拝読しています
これからも興味深い御節を拝読できることを楽しみにしています
投稿 すてぱん | 11/05/2007 07:51 午前
すてぱんさん、初めまして。
どうもありがとうございます。僕は「広くて浅い」のが取り柄なので…
投稿 弓木 | 11/05/2007 10:43 午後